※あくまでアドバイスだけで制作は行っておりません。
小田原や横浜でホームページ制作に10年以上携わっているウェブディレクターが運営しています。
※相談は無料ですが、相談内容は共有のために相談者が特定できないような形にした上で、公開をさせていただきます。
相談する前に知っておいてほしいホームページ制作の実情
当サイトでは、ホームページを立ち上げる中小企業の方に対してのアドバイスを行っております。
社内企画のためにホームページを立ち上げたいとなった場合に、ホームページやネットの知識のない方が選ばれている事が多くあります。青写真を描くこともできず、ご苦労をなさっていることと思います。
そんな方でも、良いウェブ制作会社を選び、そして努力することで成功の確率もぐっとアップします。
私は、小さなWEB会社で働いており、成功するクライアントと失敗するクライアントを数多く見てきましたので、ご相談いただければある程度、お答えすることが出来ます。
ホームページの制作は、計画や理想を持っていても多くの場合は失敗に終わっています。
ホームページ制作の現実を少しお話します。
ホームページの50%くらいが3年以内に消滅しています。
残りがうまくやっていっているのではなく、その内の25%は採算もとれずに続けている状態です
ホームページが4つ出来たとしても、1つくらいしかそこそこの利益しか出せません。
ほんとうの利益を出して成功しているホームページは1/30位だと考えても良いでしょう。
・・・。もっと低いかもしれません。
ネットワークでつながるスマホを持っている方が全員お客様になる可能性があるわけですが、利益が出る可能性が高い分、競合も多く、ホームページの立ち上げは日に日に難易度が高くなってきています。
私が働いてる会社は、少人数で制作しており、中小企業の担当者からのご相談を多くいただきます。その方々に失敗の原因となる共通する問題点があります。
たった3点なのですが、この考え方があるだけで失敗すると断言できます。
1)なるべく安い制作会社を探したいという方針
2)立ち上げたら何もせずにお客さんが来てくれるという勘違い
3)すぐに結果を出るというせっかちな考え
このような考えがあるようでしたら、ホームページの制作は考えなおしてください。
3点をあげましたが、最初の制作会社の選択を間違えると、その後で挽回するのは非常に難しくなってきます。でははなぜ「安い制作会社」を選んではいけないかをご説明します。
ほとんどの場合は、他の会社にも相見積をとっており、当然のことのように「安い制作会社」に制作を依頼します。
安いというだけ選ぶのであれば、何度も言いますが、ホームページの制作を諦めた方が良いです。安く制作して、うまくいくなんてことはないのですから、無駄な時間や出費をせずにすみます。
電化製品のように、すでに完成したものを安く買うのであれば、問題はないのですが、サービス自体を売り物とする場合は、対価がやすければ安いほど、あらゆるところで手を抜きます。※正確に言うと手を抜かざる得ないのですが。
ホームページは仮想(実物がないもの)なので、軽く見られがちなのは分からないでもありません。ですが、制作や企画をすることは、非常に時間や手間がかかり、その分工数がかかっていきます。
実店舗と仮想店舗の違いはありますが、出店という目的が同じ「お店を出店する際の業者」と「ホームページ制作会社」の流れを比べて、説明してみましょう。
まず、出店までの流れからを9つの段階に分けて、どの業者が担当するかをまとめてみました。
実際の店舗を立ち上げるときは、コンサルティング業者や内装業者・印刷会社など多くの業者が関わっていることがわかります。ホームページ制作の方は、ほとんどの役割をウェブ制作会社が請け負っており、記載した以外にも、PC周りの相談までされることもしばしばあります。
さらに、マーケティング会社の役割まで持つウェブ制作会社も少なくありません。
要するにコンサルやマーケティングまで先の先まで考えてくれる制作会社は、企画の立案に時間がかかり、ホームページの制作に時間がかかり、マーケティングにも時間がかかるということなのです。
また、それだけ多くの段階で関わっているということは、ウェブ制作会社の制作する能力によって、売上やブランディングが大きく左右されることもわかります。
ここからは、理解の浅いクライアントがどのように費用に関して考えているかご紹介します。
実際の店舗を立ち上げて考えた場合の予定予算は
【コンサルティング業者】15~100万+売上の5%など
【施工業者】坪単価20~30万
【不動産】月々5~50万(定期)
【印刷業者】5~20万(定期)
ホームページ制作を考えた時の予定予算は
【ウェブ制作会社】15ページのサイトは25万円
【ホスティング】月1,500円
【ウェブ制作会社(チラシ制作)】5~10万(定期)
リスティングをするのであれば、GOOGLEに払う料金+5%
なんかおかしくありませんか?
なぜ、実店舗と比べても10分の1しか費用を考えているのでしょうか?
施工業者は材料費というものがかかり、根本的に抑えられない実情があります。そのため、実態のないホームページ制作業者は安く見られがちになっています。
ただ、よく考えてみてください。実際の店舗は相当な立地条件があって、お店に訪れる顧客数がようやく計算できます。それでも多くて一日100~300人くらいです。
インターネットの世界では、あなたのホームページを訪れる可能性がある顧客数は、無限に近い数です。
うまくいくことができれば、実店舗の売上など比ではありません。
ウェブ制作会社は、施工会社やコンサルティング会社・マーケティング会社などの役割をしているため、相当の調べ物をしているので、時間(人件費)がかかります。
もちろん、ホームページを作る作業にも時間がかかります。
「ちょちょいで作れるでしょ」という人もいますが、そんな訳ありません。
話を少し戻しますが、25ページくらいのホームページを作りたいと考えている中小企業は、20万円くらいで制作してくれる会社を選びます。
現在のWeb制作会社の見積もりの基本は
通常の作業(ホームページ制作)は、1日あたりの工数は3万円
高度な作業(注文システムなどのプログラミング)は、1日あたりの工数は5万円
が相場となっています。
高度な作業は、プログラマーと呼ばれるそこそこの給料をもらっている人に作業してもらいますので、それなりに作業金額も高くなっていきます。
25ページくらいのホームページを15万円で制作した場合は
約5日間(8時間×5日)で作らなければ利益となりません。
1ページあたり、1.6時間で作らなければなりません。
正直、何も考えずにただ並べるだけでいいのであれば、無理な時間ではありません。
何も考えずに制作されたページというのは、 実店舗に例えるなら
看板もない怪しげな商店にどこで作られたかもわからない商品が乱雑に置かれ、なんの説明もされない状態で販売されているようなものです。誰も買いません。
どんな方でもお店に行く機会はあるので、優劣を見分けることがある程度できます。
ただ、ホームページとなると何故かその優劣を見分ける能力が極端にない方が多いのです。
「どこよりも安くホームページ作れたよ。」と語っている方よくいらっしゃいますよ。
ただよく観察してください。本当にその安く作ったホームページがうまくいってますか?
私が思うにそのように語っている方は、優劣を見分ける目がない人です。
ホームページが3年以内に消滅してもいいのでしたら、その金額で作ってみてください。
やはり何年も続けて、それなりの効果を出したいのであれば、もっとお金をかけるべきです。
制作会社からすると、 25ページの場合は最低でも15日くらいの工数(50万円くらい)は必要です。
更に先にも述べたようにホームページを制作するだけではなく、コンサルティングやマーケティングの観点から設計書を作って、先を見通しながら進めていくものです。
それが唯一の成功の道なのです。
そう考えるのであれば、80万円以上はかけても良いはずです。
ここまで話しても、それでも安く制作できる方がいいと考える方もいるでしょう。
では実際に、
15万円台で作ったサイト と 120万円のサイトを比較してみてみてください。
あなたが旅行をしたいと考えた時、どちらを旅館を選択しますか?
客単価で考えると15人程度のホームページからの相談者が多いだけで、制作費をペイできるのです。
ここまで読んでいただけたのであれば、無料で行えるので、ぜひ私に相談してみてください。